
News 10年以上同じ家庭で働くヘルパーを表彰
Long-service award for 19 pairs of foreign domestic workers and employers
毎年、Association of Employment Agencies Singapore(雇用主エージェンシー協会)は、10年以上同じ家庭で働いているヘルパーとその雇用主に対してLong-Service awardを表彰しています。
2019年2月11日は、19組のヘルパーと雇用主が同賞を受賞しました。
ヘルパーの内訳は、インドネシア人8名、スリランカ人4名、フィリピン人3名、ミャンマー人3名、インド人1名です。ミャンマー人の受賞は今年が初めてです。
なおMOMは、2人に1人のヘルパーが1年以上同じ雇用主の家庭で働いていると報告しています。
受賞者のうちの1組であるフィリピン人ヘルパーのSomejo氏は59歳の今でもChoo氏ファミリーで働いています。雇用主のChoo氏の子どもの世話に加えて、数カ月で覚えた餃子やローストポーク、蓮根のスープなどの中華料理を作っています。
2013年に台風の影響でSomejo氏に親戚が自宅を失った際には、家を再建築のためにChoo氏と子どもたちが1,300ドルを寄付しました。
またもう一人の受賞者であるミャンマー人の Naw Wah Wah氏44歳は、11年間に渡り94歳のYap Guat Eng氏のケアを行っています。
当初、Naw氏は英語を話すこともままならなかったのですが、元英語教師であった Yap氏は辛抱強く英語の文法と発音を教えました。
Yap氏は、以前に雇用していたヘルパーとの間に苦い経験があり、初めはNaw氏にも不信感を持っていたのですが、彼女の忠誠心と勤勉さに触れ、彼女を信頼し、好きになったそうです。
またこちらから2018年の受賞者の映像を英字幕付きで見ることができます。
【これは元記事を要約・抄訳したものです】
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