お悩みQ&A File5 解雇【A】

とても助かるヘルパーさんとの暮らし。一方で、迷いや戸惑いなど悩みが尽きないのも事実。
悩みも解決方法も人ぞれぞれ。みなさまだったらどうするか想像しながらお読みください!


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【私のAnswer】

バルコニーの窓を開けるたびに蚊が侵入してくるので、ある朝、蚊取り線香をバルコニーに置くよう指示した。

ところが彼女が置いたのはリビングのど真ん中。2歳児が歩き回るそのリビングのど真ん中の床に蚊取り線香を置く、その感覚が許せなくて彼女に説教していると主人が固い表情で私を呼んだ。
「ちょっと、こっち来てくれる?」

彼の書斎に入ったと同時に彼が言ったのは「もう、やめてくれる?」「同じことを何度言ってもわからない人に長々と説教しても時間と労力の無駄でしょう」
子供たちの目の前で幾度となく叱責する姿が子供達に与える影響や、私の精神状態が非常に悪く、昨今特にイライラしていることを心配していること、自分ももう耐えられない、ということだった。

私は今まで解雇すべきか、諦めずに向き合っていくべきかずっと悩んでいた。
だからこそ背中を押された気持ちになり、すんなりと主人の意見を受け入れ、解雇に向けて準備を始めた。

翌日から彼女が夏休みで不在になるため、その間に面接を重ね、次のヘルパーさんを決めた。
ホームリーブ中に勝手にワークパーミットをキャンセルするわけにはいかない、ということでエージェントとよく相談し、彼女がシンガポールに戻ってこれるようアレンジした上でエージェントを通じて事情を説明してもらった。

こうして、蚊取り線香事件があった日から2週間経った頃には我が家に新しいヘルパーさんがやってきたのだった。

この決断が良かったかどうか、半年経った今でもわからない。
決断が遅すぎたかもしれないし、もっと私が我慢強ければ事態は変わっていたかもしれない。
彼女の良さを今でも噛みしめる時がある。あんなに苦労していたのになぜだか懐かしく思う時がある。

エージェントに聞くと彼女は現在、大人3人が暮らすHDB (Housing & Development Board:シンガポール公営の住宅・団地)でおばあちゃまの面倒を見ており、彼女も雇用主もとってもハッピーだそうだ。

ヘルパーさんとの出会いは一期一会。

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