
&H / 駐妻café 特別企画「世界のメイドさん事情」Vol.2 マレーシア クアラルンプール(後半)
「シンガポールでは働く前はフィリピンでメイドとして働いていました。」
「私はサウジアラビアで2年間働いていました。」
「香港で働いた後にシンガポールに来ました。」
メイドさんの面接時や雇用しているメイドさんからこんな話を聞くことがありますよね。
そこで&Hは、世界中の駐在妻を繋ぐ場を提供している駐妻caféの取材協力を得て、様々な国でのメイドさんの雇用事情についてお話をお伺いしました。
第2回は、マレーシアのクアラルンプール。
前半では依頼していた仕事内容や費用などについてお伺いしました。(前半はこちら )
後半ではコミュニケーションやトラブルなどについてお聞きします。
クアラルンプールでメイドさんを雇用されている方もいない方も
駐在のご予定がある方もない方も
皆様ぜひご覧ください!
Hさん
2016-2018年にマレーシアに在住。
約2年間、中華系マレーシア人の通いメイドさん(アマさん)を雇用。
Q. メイドさん(アマさん)の仕事振りはいかがでしたか?
率直に言うと「プロが来た!」といった感じです。力強くて頼もしく、キビキビ働くといった印象です。恐らくメイド学校などで訓練を受けたのだと思うのですが、シーツの張り替えやベッドメイキングは完璧でした。床掃除は掃除機をかけた後に水拭きのモップ掛けをするのですが、磨き上げるように隅々まで綺麗にしてくれていたため常に床がピカピカでした。とにかく自分の仕事に誇りを持っていらっしゃいました。
Q. メイドさん(アマさん)とのコミュニケーションはいかがでしたか?
英語でのやりとりです。マレーシア人の多くの方が英語を話せます。中国語が混じったようなマレーシア英語で最後に「ラ」がつくような言葉でした。直接話をしている時は問題ないのですが、電話でのコミュニケーションが難しかったです。彼女が苦手だったからだと思うのですがテキストで連絡することを嫌がり、いつも通話でした。しかしなかなか伝わらないので何度も言い直す必要がありました。
また初めて会ったときにニコリともしないことに驚きました。小さなことで謝るという文化がないようで最初は非常に戸惑いましたが、次第にマレーシア人全体に共通した価値観だと分かりました。ニコニコと営業スマイルのようなものを振りまくことはないため、最初は彼女の対応にどうしても違和感を覚えてしまいました。
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