
MOMが新規入国・再入国するFDW向けの入国許可申請要件ならびに外出禁止措置(SHN)に関するプレスリリースを発表
- COVID-19が世界中に急速に広がっていることを考慮し、MOMは、FDW(Foreign Domestic Worker)向けの新しい措置を導入します。新しい対策は、多くのFDWが乳幼児、高齢者のお世話をしていることを考慮したものとなっています。
入国許可および外出禁止措置(SHN)に関する要件
- 2020年3月16日23:59以降にシンガポールに入国予定のすべてのFDWの雇用主ならびにEmployment Agency(以下、エージェンシー)は、FDWが出発する前にMOMの承認を得る必要があります。これは、すべての新たにシンガポールに入国するFDWだけではなく、他国よりシンガポールに再入国するFDWの両方に適用されます。
- シンガポールに入国するFDWはシンガポール到着後より14日間のSHN(Stay-Home Notice/シンガポール帰国日から14日間の自宅待機・外出禁止措置)が義務付けられており、雇用前に雇用先とは異なる別の宿泊施設(寮、ホステル、またはホテル)でSHNに服する必要があります。国外から帰国し、シンガポールに再入国するFDWの場合、雇用主は雇用主宅もしくは他の代替宿泊施設でSHNに服することができるよう手配が可能です。
- 雇用主とエージェンシーは、オンラインポータル上でFDWの入国許可を申請することができます。直接雇用(Direct-Hire)のFDWおよび国外からシンガポールに再入国するFDWは、エージェンシーのサービスを利用して、入国許可とSHNを手配することもできます。申請する当事者は、次の責任を負います:
- FDWがSHNに服していることを確認すること。
- FDWがSHNのために滞在している宿泊施設を離れることなく、SHNに服するための適切な住宅環境と維持するための措置をすること。宿泊オプションに関するサポートが必要なエージェンシーおよび雇用主は、www.mom.gov.sg/shn-alt-accom にアクセスするか、MOMに直接連絡してください。mom_qops@mom.gov.sg
- FDWがローカル通信が可能な携帯電話を所持し、SHN期間中にMOMが行うコンプライアンスチェックに対応可能な状態にしておくこと。
- MOMによる入国許可が得られるまでFDWは自国から出発しないよう気をつけてください。エージェンシーもしくは雇用主は、MOMが発行した入国許可書を予めFDWに送信しておき、空港でのチェックインの際に航空会社のスタッフに提示、尚且つシンガポール到着後のICA(Immigration and Checkpoint Authority)で提示する必要があります。
- エージェンシー、雇用主、そしてFDWの三者には、入国許可とSHNに関する要件を遵守するための共同義務があります。要件が満たされていない場合は、ビザの取り消しやWP(Work Permit)特権の停止などの強制措置が取られます。エージェンシーによる過失でFDWが違反した場合、エージェンシーにはデメリットポイントが課せられます。詳細については、後述の「Annex A FDWのSHN要件に関するファクトシート」を参照してください。
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