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新型コロナウイルス影響下でのヘルパーさんとの過ごし方 有識者アドバイス 1

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響から、数週間前よりヘルパーさんは休日を自宅で過ごすようMOM(Ministry of Manpower)から要請を受けています。
またCircuit Breakerによりリモートワーク、ホームラーニングに切り替わり、ヘルパーと雇用主家族が共に自宅で過ごす時間が増えました。
これまでに誰も経験したことのない生活に、ヘルパーも雇用主もお互いに不安やストレスをに感じることが増えるのではないでしょうか?
そこで&Hは、エージェンシーやヘルパー向けの教室を開催されている方など有識者の皆様にご協力いただき、ヘルパーさんと共にこの苦難を乗り越えるための暮らしのアドバイスや過ごし方に関するアイディアを伺いました。

第1回目は、My HelperのJames氏です。
ぜひ参考になさってください。

Circuit Breaker(不要不急の外出禁止)期間の過ごし方についてアドバイスをください。

FDWは、この期間の休日を自宅で過ごすよう要請されています。私はこの期間をFDWの自己啓発に最適な機会として考えています。例えば:

  1. 裁縫を習う
  2. 外国語を学ぶ(例:英語や日本語など)
  3. 新しいスキルを習得する(例:介護、看護、保育など)
  4. 料理スキルの向上

雇用主は、上述のような学びの機会をオンラインで提供しているサービスを取り入れることで、彼らのスキルアップを支援することができます。FDWの中には、今まで打ち込む時間がなくて自分の関心ごとや趣味を諦めた人もいるでしょう。今がその時です。オンラインサービス以外の方法もあります。例えば私の知っているFDWは、絵を描くのが大好きで、雇用主は彼女が美しい絵を描けるようにと、塗り絵の本と色鉛筆を買ってきてくれたそうです。

ヘルパーさん作

この困難を共に乗り越えるために雇用主とFDWにアドバイスをください。 

FDW の中には、一日中雇用主と顔を合わせることに慣れていない人もいて、それが摩擦や誤解を生む原因になっていることも考えられます。もちろん、多くの雇用主にとっても長期間にわたり終日FDW と一緒にいることに慣れていない方も多くいらっしゃると思います。その結果、FDWの日課や仕事ぶりをより詳しく観察することになり、FDWが心地よく仕事に従事できないケースもあるでしょう。 雇用主は、このような状態はウイルスの感染拡大を防ぐための一時的な措置であることを説明し、双方がお互いをよりよく知る機会に変えることが重要です。つまり、雇用主は彼女が仕事をする上で感じる喜び、心地よいと感じることはなんだろう?より気持ちよく仕事に打ち込むために何ができるか?ということを発見する。一方でFDWは雇用主がどのような家事・料理を改善して欲しいと感じているのかを知る。とはいえ、このようなコミュニケーションを取ることができるということは既に雇用主とFDWの双方が良好な関係を築いており、オープンなコミュニケーションが可能な状態であることを意味します。もしそうでない場合は、壊れた関係を修復し、信頼関係を築き直す良い機会にしましょう。

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