
COVID-19予防措置に関するFDWと雇用主および雇用機関向けアドバイザリー
8月26日更新版
注意:サーキットブレーカー後に活動を再開する場合は、最新の労働許可証(Work Permit)の要件を確認してください。
雇用主やエージェンシーはFDWに対し、COVID-19の状況や以下の予防策について然るべき教育を行うようにしてください:
シンガポールにFDWを入国させるための方法
- FDWを入国させるために必要な追加責任を確実に果たすようにしてください。これにはCOVID-19の検査及び該当する場合はSHN(Stay-Home Notice)施設での滞在費用が含まれます。
- FDWが完全にSHNに関する条件を完全に理解していることを確認してください。
- 指定されたSHNの専用施設で過ごす必要がない場合、FDWがSHNを過ごす場所を確保してください。
- FDWがシンガポールの携帯電話番号を持っていることを確認してください。彼女の携帯電話が必ずインターネット回線につながること、またWhatsAppのアプリケーションがインストールされていることを確認してください。
- Entry approval calculatorを使用して入国許可証申請書を計画してください。FDWがシンガポールに入国する前に入国許可証を申請してください。12時までに受領した申請は、申請日より30日以内の入国を対象とします。
- MOMへ入国許可証申請を行う前に、FDWがシンガポール入国するために必要なフライトや移動手段があることを確認してください。
申請が承認された場合、FDWが予定したとおりシンガポールに入国しなかったた場合でもCovid-19の検査費用と該当する場合のSHN費用を支払う必要があります。 - MOMの入国許可申請を行ってください。
- MOMによる承認を待ってください。承認を取得したら、直ちにシンガポールへの飛行機や移動手段を確定してください。
注意:初めてシンガポールで働くFDWは、労働許可証を発行する前にSHNを完了する必要があります。SHNの期間を考慮し、Short-Term Visit Passes(短期訪問者向け滞在許可証)は自動的に2週間延長されます。
申請から承認結果が出るまでの期間
申請 | 結果 |
・月曜日 – 金曜日 午後12時まで | 同日 |
・月曜日 – 金曜日 午後12時以降 ・土日・祝日 | 次の営業日 |
入国許可証申請書を提出する側の追加責任
2020年9月1日以降に到着する予定の場合
シンガポールに入国前に、下記の国・地域に14日間連続して滞在していたFDW
- ブルネイ
- ニュージーランド
シンガポール入国前にブルネイまたはニュージーランドで過去14日間連続して過ごしたFDWは、空港到着時にCOVID-19テストを受ける必要があります(GSTを含む$ 300)。SHNを行う必要はありません。
シンガポールに入国前に、下記の国・地域に14日間連続して滞在していたFDW:
- ビクトリア州を除くオーストラリア
- マカオ
- 中国大陸
- マレーシア
- 台湾
- ベトナム
FDWがシンガポールに入国する前に、上記の国/地域のいずれかで過去14日間連続して過ごしていた場合は、次のように対応してください:
- 7日間のSHNを行う適切な場所を提供してください。
・シンガポールで初めて働くFDWは必ずホテルでSHNを行ってください
・シンガポールで働いており、海外から戻ったFDWは雇用主の自宅もしくはホテルでSHNを行ってください
・ドミトリー(寮)でのSHNは許可されていません
・彼女たちのSHNを行う場所は、一般的なSHNアドバイザリーのガイドラインに準拠している必要があります。詳細はMOHのWebsiteを確認してください。
- SHNが終了する前にCOVID-19の検査を受けてください。
・検査日はFDWのSMSに通知されます
・入国申請を提出した雇用主または雇用機関は、COVID-19の検査の費用を支払う必要があります(GSTを含む最大200ドル)
上記以外の全てのFDW
注意:過去14日間以内にオーストラリアのビクトリア州に滞在もしくは通過したFDWも含まれます。
上記に該当しない全てのFDWは次のように対応してください:
- 14日間のSHNを過ごす専用施設を提供してください。
・シンガポールへ到着すると、滞在場所が通知され、専用施設に直接送迎されます - SHNが終了する前にCOVID-19の検査を受けてください。
・検査日はFDWのSMSに通知されます
・入国申請を提出した雇用主または雇用機関は下記を支払う必要があります
– 14日間のSHNを過ごす専用施設(GSTを含む1,500ドル)
– COVID-19の検査の費用(GSTを含む最大200ドル)
2020年9月1日より前に到着する予定の場合
シンガポールに入国前に、下記の国・地域に14日間連続して滞在していたFDW:
- ビクトリア州を除くオーストラリア
- ブルネイ
- マカオ
- 中国大陸
- ニュージーランド
- 大韓民国(2020年8月29日より前に入国した場合)
- 台湾
- ベトナム
FDWがシンガポールに入国する前に、上記の国/地域のいずれかで過去14日間連続して過ごしていた場合は、次のように対応してください:
- 14日間のSHNを行う適切な場所を提供してください。
・シンガポールで初めて働くFDWは必ずホテルでSHNを行ってください
・シンガポールで働いており、海外から戻ったFDWは雇用主の自宅もしくはホテルでSHNを行ってください
・ドミトリー(寮)でのSHNは許可されていません
・彼女たちのSHNを行う場所は、一般的なSHNアドバイザリーのガイドラインに準拠している必要があります。詳細はMOHのWebsiteを確認してください。
- SHNが終了する前にCOVID-19の検査を受けてください。
・検査日はFDWのSMSに通知されます
・入国申請を提出した雇用主または雇用機関は、COVID-19の検査の費用を支払う必要があります(GSTを含む最大200ドル)
上記以外の全てのFDW
注意:
シンガポールに入国する前に、下記の国/地域のいずれかで過去14日間連続して過ごしていたもしくは通過したFDWも含まれます。
・オーストラリアのビクトリア州
・韓国(2020年8月29日以降にシンガポールに入国した場合)
上記に該当しない全てのFDWは次のように対応してください:
- 14日間のSHNを過ごす専用施設を提供してください。
・シンガポールへ到着すると、滞在場所が通知され、専用施設に直接送迎されます - SHNが終了する前にCOVID-19の検査を受けてください。
・検査日はFDWのSMSに通知されます
・入国申請を提出した雇用主または雇用機関は下記を支払う必要があります
– 14日間のSHNを過ごす専用施設(GSTを含む1,500ドル)
– COVID-19の検査の費用(GSTを含む最大200ドル)
詳細については、MOHのプレスリリースを参照するか、SHNのヘルプライン(6812 5555)へお問い合わせください。
注意:国際的な状況の変化に応じて、シンガポールは引き続き国境管理措置を更新します。FDWをシンガポールに入国される雇用主と雇用機関は、該当者のSHN専用施設の滞在費用の支払いを含む一般的な入国要件に準拠する必要があります。
最新情報は、MOHのWebサイトを参照してください。
FDW入国後の追加責任
- シンガポール到着後に、SHNを遵守していることを確認してください。
- SHN専用施設以外の場所でSHNに従事する場合、シンガポール到着時に空港や下船場所などから直接SHNに従事する場所に送り届ける手配をしてください。
- 該当する場合のみ、FDWのCOVID-19検査とSHN専用施設の滞在費用を支払ってください。
- 事前に用意した携帯電話をFDWに渡してください。携帯電話の番号が変更された場合は、すぐに更新手続きをしてください。
- FDWが到着後2~3日以内に送信されるSMSにより、モバイルアプリ「Homer」をダウンロードしてください。
- モバイルアプリ「Homer」を使用して1日3回の体温を報告する必要があります。FDWが体温計を保有していることを確認してください。
- FDWがSHN専用施設以外の場所でSHNに従事している場合を除き、SHN期間中のFDWの食事やその他の生活必需品を手配してください。
- 緊急ではない医療ニーズ(慢性疾患のフォローアップ訪問や処方箋の補充など)の日程を調整してください。
- 指定された日時にFDWがCOVID-19の検査を受けるようにしてください。
- FDWがSHNで滞在している場所から検査施設まで移動するために指定されたタクシーを手配してください。FDWは公共の交通機関は使用してはいけません。
- 検査終了後はすぐに指定されたSHNの滞在先に戻っていることを確認してください。
雇用主が責任を果たせない場合
上記の責任を果たせない雇用主は、FDWの入国及びSHNの手配を行うためにエージェンシーの支援を受けることが可能です。この場合、エージェンシーが上記の責任を果たす必要があります。責任を負う意思がある該当者がいない場合、FDWはシンガポールへ入国できません。
SHN期間中にFDWがしなければならないこと
- SHNに従事している滞在先を離れないでください。
- インターネットに接続可能な携帯電話を常に携帯し、1時間以内にMOMの電話、WhatsAppのビデオ通話やSMSに応答してください。
- モバイルアプリ「Homer」を介して、1日3回MOMに位置情報と体温を報告してください。
- ビジターを避け、他の人との接触を最小限に抑えてください。
- 接触した人の記録を残してください。
- シンガポール政府のアドバイザリーに基づき、責任を持って行動してください。
- SHN終了前にCOVID-19の検査を受けてください。
違反した場合の罰則
エージェンシーならびに雇用主、およびそのFDWには、入国許可証の申請条件とSHNが遵守されていることを保証する共同義務があります。
MOMは、SHNの要件・責務を遵守していない関係者に対して執行措置をとることを躊躇しません。罰則には、刑事訴訟、WPの取り消し、およびWP特権の撤回などが含まれます。またエージェンシーによる過失によりFDWが違反を犯した場合、エージェンシーにはデメリットポイントが課せられます。
雇用主ならびにFDWへの注意事項
MOM、Centre for Domestic Employees(CDE)およびForeign Domestic Worker Association for Social Support and Training(FAST)は、雇用主とFDWが自分自身とその家族が新型コロナウイルスから身を守るためにできる措置を以下にまとめ、公表します。
雇用主とFDWは、個人の衛生管理を徹底することが奨励されます。乳幼児のお世話をしているFDWにおいては彼らの衛生状態も守るための工夫やサポートをするように指導しましょう。
- 石鹸による手洗いを頻回に行いましょう。特に食べ物を扱う前や食事をする前、またはトイレに行った後は手をよく洗ってください。
- 咳やくしゃみをするときは、口と鼻をティッシュで覆い、汚れたティッシュはすぐに捨てましょう。
- 食べ物・飲み物、食器・カトラリー、歯ブラシ、タオルを他の人と共有しないでください。
- 気分が優れない、咳や息切れなどの症状が出た場合はサージカルマスクを着用してすぐに医師の診察を受けてください。
- 雇用主は、FDWを含む家族全員に、少なくとも1日2回は検温し、呼吸器症状がないか確認しましょう。FDWの調子が悪い場合は、医師の診察を受け、十分な休息を取るようにし、可能であれば、体調不良のFDWと乳幼児の接触を最小限に抑えるための措置を講じてください。
幼児、高齢者、要介護者、病人などの世話をしているFDW
乳幼児、高齢者、または病人、特別な介護を必要としている人のお世話をしているFDWについては、追加で講じるべき予防策について雇用主とFDWが予め話し合うことをお勧めします。
FDWの休日の過ごし方
- FDWが世話をしている方の健康を常にに監視し、どんな症状も見逃さないように心がけましょう。
- FDWが世話をしている方への定期検温を実施してください。
- ソーシャルディスタンス対策の導入を踏まえ、この期間中は、FDWが自宅で休日を過ごすことを強く推奨しています。
- 雇用主は、休日の取り決めについてFDWと話し合って合意に達することをお勧めします:
- FDWが休日を自宅で過ごすことに同意した場合、雇用主は休日に就労を促さないでください。
- FDWがこの期間中に休日を返上し休日就労を選んだ場合は、該当する日当を支払ってください。
- FDW が休日に外出する用事がある場合、パブリックスペースが混雑していない平日に休日を取るようにしてください。
- 雇用主は、FDWが外出時にパブリックスペースに集まらないように注意してください。
ホームリーブ
ホームリーブで帰国を予定しているFDWは、現在の状況が安定するまで帰国を延期することを雇用主と話し合い、合意することをお勧めします。雇用主は今シンガポールを離れ、再入国する場合はFDWがSHNに従事する必要があることを説明する必要があります。
特にこの期間中は、雇用主とFDWが互いにオープンなコミュニケーションを維持できるよう努めてください。また定期的にMOHのウェブサイトwww.moh.gov.sgにアクセスし、常に最新情報を入手してください。
アドバイザリーは以下の言語でダウンロード可能です:
【これはMOMがリリースしたアドバイザリーのFDWに関する部分を抄訳したものです】
https://www.mom.gov.sg/covid-19/advisory-to-fdws-and-employers#no-14-days
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