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繰り返し虐待されたヘルパー(メイド)、15階から逃走を謀る Woman admits repeatedly abusing maid, who climbed down 15 floors to escape

数ヶ月間に渡りヘルパー(メイド)をアパートに閉じ込め、ある時は顔から流血するほど平手打ちをするなどして虐待を繰り返したため、被害を受けたヘルパー(メイド)が15階建ての建物から逃走を謀った。

Nuur Audadi Yusoff氏(31)は、9月28日にヘルパー(メイド)に傷を負わせた6つの容疑のほか、別の9つの容疑で罪を認めた。

裁判所によると、Nuur Audadi氏を含む家族は、2017年12月1日から2018年5月1日まで被害者である24歳のインドネシア人女性をヘルパー(メイド)として雇っており、月給はシンガポールドルで580だった。

これらの虐待は、同ヘルパー(メイド)がNuur Audadi氏の元で働き始めてから約1ヶ月後から始まった。

2018年1月某日、Nuur Audadi氏は娘の夜泣きで起こされ、被害者が娘にベビー用の軟膏を塗るのを忘れていたことに気が付いた。Nuur Audadi氏はなぜそうしなかったのかと被害者を問いただし、彼女に唾を吐きかけ、さらに顔を2回ほどひっぱたいた。

この数週間、Nuur Audadi氏は、朝食の準備をしなかった被害者に向けてガラスのコップの蓋を振り回したり、子どもたちのシャワーを世話をしなかったことに対して浴室まで被害者の髪の毛を引きずって行ったりした。その他、被害者が子どもたちに歌を歌ったことに対して被害者の髪の毛を引っ張ったりこともあった。

被害者は度重なる叱責と暴言を吐かれることに耐えきれず、泣きながらトランスファーを懇願した、と副検察官のChong Kee En氏は述べた。

Nuur Audadi氏は二度と殴らないと約束し、被害者は祖国の子どもたちのために仕送りをする必要があったため、そのまま働き続けた。

2018年4月11日、Nuur Audadi氏は、前雇用主による賃金未払いを報告するために、被害者と共にMOMを訪れた。その際、被害者はNuur Audadi氏に対して感謝の気持ちを感じていたと法廷で話している。

虐待しないという約束は守られなかった

しかしながら虐待は続いていた。2018年4月21日、Nuur Audadi氏は被害者が携帯電話を持っていることを発見。彼女のチャットの内容や写真をひととおり確認したところ、自分の子どもの写真がFacebookにアップロードされているのを発見した。Nuur Audadi氏は動揺し、持っていた彼女の携帯電話で被害者の顔を平手打ちした。
被害者の顔は真っ赤になり、出血し始めた。

Nuur Audadi氏は彼女の携帯電話を没収し、それからの1週間は、ほぼ毎日のようにひっぱたいたり、髪を引っ張ったりしていた。1週間が経とうとする頃、被害者はNuur Audadi氏に、エージェンシーにトランスファーを依頼したことを話した。ところがNuur Audadi氏は、彼女を雇うために大金を払ったと言って、再び彼女の顔をひっぱたいた。

被害者はその後、Nuur Audadi氏が寝室に隠していた彼女の携帯電話を探し出し、エージェンシーに電話をかけるため隠した。
寝室から電話がなくなっていることに気づいたNuur Audadi氏は、櫛で被害者の額を突いたが、被害者は電話を取ったことを否定、Nuur Audadi氏は彼女に深夜まで電話を探すように言った。
その夜、Nuur Audadi氏は被害者を居間で寝かせた。また、被害者の逃走を防ぐために彼女の部屋のドアとアパートのメインエントランスの両方に鍵をかけた。

翌日も虐待は続いた。Nuur Audadi氏は引き続き被害者の髪を引っ張ったり、頭を蹴ったりしていた。夜遅く、Nuur Audadi氏が被害者の髪を引っ張っていたところ、油っぽいと感じた彼女は、被害者の髪を引っ張ってキッチンに連れて行き、水をかけて風呂に入るように言った。

その後、Nuur Audadi氏は被害者が子どものミルクを用意するのに時間がかかりすぎていると感じ、彼女を責めた。法廷文書によると、Nuur Audadi氏は被害者に対し、「売春婦のように私の夫といちゃついていたのではないか」と質問したと書かれており、被害者を「おまえは売春婦だ」と罵りながら、ほうきで何度も殴ったという。

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