
ヘルパー(メイド)、ストレス発散のために生後1ヶ月の男児を殴打、刑務所へ Maid jailed after hitting 1-month-old boy to ‘vent her stress’
10月21日、裁判所においてCCTVカメラの録画映像にもその音を捉えることができるくらいの強度で生後1ヶ月の男児を殴打したインドネシア人ヘルパー(メイド)は、 “ストレス発散 “するために行ったことを認めた。
被告人のLana Ngizatul Mona(26)は、乳幼児虐待の罪で懲役9ヶ月の判決が言い渡された。
裁判所によると、被告人はおよそ2ヶ月間(事件当時)ほど被害者の母親に雇用され、彼女の4人の子どもたちの世話に加え、家事をこなしていたという。
今年4月30日午前7時30分頃、寝室にいた被害者の母親は居間から息子の激しい泣き声を聞いた。
居間に設置しているCCTVカメラで録画映像を確認したところ、被告人が息子を3回殴っているのが見えたという。椅子に座っていた被告人は、男児を抱っこしながらミルクを飲ませていた。
映像には、被告人が自身の手首で男児の背中を殴って泣かせているシーンにつづき、それをきっかけに男児がふたたび泣きはじめると、彼の背中を拳で2回以上殴打している姿が映っていた。
「3回の殴打はいずれも力強く、衝撃音があった」と 検察官は述べており、被告人はストレスを発散するために殴ったことを認めている。
母親はその日のうちに、息子を病院へ連れて行き、被告人の殴打による2cm×2cmほどのアザが肩の上にあることがわかった。
副検察官のTan Pei Wei氏は、衝撃の強さがビデオ映像に残っているほどで、打撲の原因になったのは明らかだとし、少なくとも9ヶ月の懲役を求刑した。
Tan氏は、男児が受けた被害に加え、「無力な子どもを保護すべき立場にありながら虐待した被告人の罪の重さを考慮すると量刑は適切なものだ」と述べた。
審問中、被告人は家族の元に戻れるように泣いて減刑を求めた。彼女は反省しており、面倒を見なければならない子どもがいることを訴えた。
子どもに対する身体的虐待に対し、最大8年の懲役、最高8,000シンガポールドルの罰金、またはその両方を課せられる可能性がある。
【これは元記事を抄訳したものです】https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/maid-jailed-hitting-1-month-old-boy-vent-stress-force-sound-13327780
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