
私のまわりのヘルパーさん 眼鏡の必要性
ミャンマーは首長族出身のウチのヘルパーさんは眼鏡をかけている。
ん?魚をつかみ取りしておかずにするぐらいの大自然の中で育ったのに眼鏡?とも思ったが英語の話せない彼女の話をグーグル翻訳とジェスチャーから推測すると、どうやら家族みんなで小さなテレビの画面を見ていたせいで眼鏡をかけることになったようだ。
そんな彼女の大切な眼鏡が壊れてしまった。サーキットブレーカー中ということもあり、不便ながらもなかなか新調する機会がなかったので彼女は眼鏡ナシの生活を送っていた。
ある日、久しぶりに遠くに飛行機が飛んでいるのを見つけたウチのヘルパーさんが興奮気味に「マム!飛行機が飛んでます!!」と報告してきてくれた。彼女が示す方を見ると確かに小さく飛行機が見える。
「ホントだ!サーキットブレーカー中はほとんど飛行機飛んでないもんね!珍しいよねー。…っていうか、なんでアンタは眼鏡もかけずにあんな豆粒みたいな飛行機が見えるのよ!!!」と思わずコテコテのノリツッコミを披露してしまった。
ちなみに彼女の眼鏡の必要性は未だ謎のままである。
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