ヘルパー(メイド)による過失で幼児が歯ブラシを喉に詰まらせ、懲役刑 Maid jailed for negligence that led to child having toothbrush stuck down throat
病院に搬送された男児は、医療関係者により喉の奥に歯ブラシが刺さっているのが確認された。歯ブラシの毛先は食道の中央にあったという。その後、別の病院に搬送された男児は、よだれを垂らしながら断続的に嘔吐していたため、鉗子を使って歯ブラシを取り除くこととなった。
歯ブラシの毛には乾燥した血液が茶色くなって付着しており、医師による診断書には喉や食道に擦り傷が散見されるなど、男児の傷に関する詳細が記されていた。男児はそのまま入院し、数日後の2020年12月31日に退院した。
検察官は少なくとも8週間の懲役を求めた。2020年12月から勾留されているヘルパー(メイド)は、一刻も早く両親のもとに帰りたいと語りながら、雇用主の子どもたちに頻繁に殴られていたことを明らかにした。5歳の男児は血が出るまで彼女の口を殴っていたという。
雇用主に子どもたちによる暴力について訴えると「殴られてもいいんじゃない、追加で10ドルあげるよ」と言われていたそうだ。さらに、一番上の7歳の男児は自分の尿を飲むうよう彼女に強要、その男児は母親に言われてやったと言った。
彼女の話に対して検察側は、このような話は初めて聞いたと一蹴、Chi Nar Paw Tan氏は捜査の際、警察に「雇用主からは良い扱いを受けており、傷ついたり虐待されたりしていない」と話していたとを明らかにした。
検察官は、Chi Nar Paw Tan氏はその必要性を感じれば警察に通報することができたが、彼女はそのようなことはしたくなかった、ただ家に帰りたかったと言っていると述べた。
過失傷害では、6ヶ月以下の懲役、2,500シンガポールドル以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性がある。
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