
私のまわりのヘルパーさん はじめてのラマダン
我が家で働くインドネシア人のヘルパーさん。
イスラム教徒にとって最も大切な祝日といっても過言ではないハリラヤ・プアサに向けて1ヶ月間の断食がスタートした。
日の出から日没にかけて、一切の飲食を断つことで、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育む月をラマダンと呼ぶらしい。
我が家に来て初めてのラマダン。1ヶ月も食べないってどういうこと!?暑いのに水も飲めないって本当!?子どものお世話を任せて大丈夫!?炎天下の中、買い物に行けるの!?
詳しく話を聞くと、日没から次の日の日の出までは食べられるらしい。そして生理中や体調不良の時は断食を中断するとのこと。
ふむふむなるほど。しかし日本人の私にとって1ヶ月も断食だなんて信じられない…痩せちゃうじゃない….
仕事量を減らすべきなのか。暑い時間帯の外出は控えてもらうべきかとあれこれ悩む私を横目に「マム、私はもう何年も断食を経験してきているんです。ラマダンが終わるとスッキリした気持ちになって気分がいいんです」と呆れた表情の彼女。
小さい子どもたちがいる我が家にとって日没の7時ごろは食事の片付けやお風呂、兄弟喧嘩のピークタイム。なんとか彼女の食事の時間を死守せねばと思いつつもバタバタする日ばかり。
日没と同時に 3 in1コーヒーをチャージして仕事してくれる彼女に感謝しつつも7時過ぎは我が家にとって一番そわそわする時間帯になった。
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