• まさかこんなことになるとは…
  • 今のヘルパーさんに不満があるわけではないけれど、子どもの成長に伴いヘルパーさんに求めるものも変わってきた我が家。 彼女には新しい雇用主を見つけてもらって、我が家は新しいヘルパーさんに来てもらった方がお互いにハッピーなのでは?と思いリリースすることに決めた矢先、コロナが大流行… コロナの影響はヘルパー雇用にどれぐらい影響があるのか、希望するスキルを持ったヘルパーさんに出会えるのか。コロナ禍におけるヘルパー交代の体験を綴った道のり(実録)です。

まさかこんなことになるとは…  第2話 エージェント訪問 ~前みたいにFar Eastに行きました~

このコロナ禍で新しいヘルパーさんは無事に来てくれるのか?!

第一話はこちら

日曜の朝10時、オーチャードはFarEastShoppingCenterに到着しました。
私の知るこの建物は週末となると次の雇用者を求めるヘルパーさんでいっぱい。

“コロナ禍とはいえ、数時間うろうろすれば3~4人にインタビューが出来て、今のマーケットを理解しつつ、大体の見通しを立てることができるだろう”

そう思ってビルに入ること15分…

いないのです。

誰が居ないって、ヘルパーさんが。

いつもなら4~5人はエージェンシーの中や外の廊下に座っているはずなのですが、違うビルに入ったかと思うくらい閑散としていました。

その中の「OOエージェント」と看板のあるお店にはヘルパーさんはおろか従業員すらいないのです。

「何かおかしい…」私はそう思いながらかろうじて人のいるエージェンシーを訪れ、話を聞いてみることにしました。

1軒目

暇そうにスマホをいじっているおばちゃんに声を掛けてみました。

「トランスファーのヘルパーさん、探してるんだけど」
おばちゃん「今はねー居ないのよ。NEWなら話聞くわよ」
「NEWじゃなくて、トランスファーがいい」
おばちゃん「じゃー。候補者が現れたら連絡するから〜」

そう言って彼女はメモを取りながら私の希望を聞き、私は5分ほどでその店を後にしました。

2軒目

やはり暇そうにスマホをいじっているおばちゃんに声を掛けてみました。

「トランスファーのヘルパーさん、探してるんだけど」
おばちゃん「今はねー居ないのよ。NEWなら話聞くわよ」
「NEWじゃなくて、トランスファーがいい」
おばちゃん「じゃー。候補者が現れたら連絡するから〜」

3軒目

ここでも暇そうにスマホをいじっているおばちゃんに声を掛けてみました。

「トランスファーのヘルパーさん、探してるんだけど」
おばちゃん「今はねー居ないのよ。NEWなら話聞くわよ」
「NEWじゃなくて、トランスファーがいい」
おばちゃん「じゃー。候補者が現れたら連絡するから〜」

このあたりでようやく”いつもとは違うのかも…”という事に気がつきました。
どうやら本当にトランスファーのヘルパーさんはいないようです。

それでも私は、上階を目指します。

半ば意地のような気持ちと、上階のエージェンシーに行けば状況は違うのではないかという一縷(いちる)の望みをかけて。
すると!2軒ほど賑わったエージェンシーを発見!!諦めずにここまで来てよかった!!!

早速中に入り、話を聞かせてもらうとミャンマーやインドネシア出身のヘルパーが多いとのこと。

既にヘルパーとして働いた経験があるなら、国籍を問うつもりは無かったので早速インタビューをすることにしました。
3~4人のヘルパーさんと話す事ができたのですが、英語での意思疎通がいつもの半分以下…
いい人たちなんだとは思うのだけど、互いに言ってる事はほぼ推測状態。
きっといい人たちなんだろうけど…

ところで私は仕事上、東南アジアの学生採用で年間50名くらいの学生と面談をする機会があるのですが、その際自分の権限で次の採用ステージに進めるか否か決めないといけない時があります。そこからの学びである『”いい人なんだけど…”と、枕詞をつけるときはやめておく』を発動。

こちらのエージェンシーさんとはご縁が無いことを悟りました。

Eさんの実力を超えるヘルパーさんに出会いたいと思っているのに、この調子やと全部やり直しやないか…

「マーケットは変わったのだ…」

私の求めるヘルパーさんはここ(FarEastShoppingCenter)には居ない。そう気づいた私は、ミャンマーやインドネシア出身のヘルパーさんで賑わうエージェンシーを後にしました。

この後どうするか。

この夜から私のリサーチが始まりました。

第3話に続く

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