• まさかこんなことになるとは…
  • 今のヘルパーさんに不満があるわけではないけれど、子どもの成長に伴いヘルパーさんに求めるものも変わってきた我が家。 彼女には新しい雇用主を見つけてもらって、我が家は新しいヘルパーさんに来てもらった方がお互いにハッピーなのでは?と思いリリースすることに決めた矢先、コロナが大流行… コロナの影響はヘルパー雇用にどれぐらい影響があるのか、希望するスキルを持ったヘルパーさんに出会えるのか。コロナ禍におけるヘルパー交代の体験を綴った道のり(実録)です。

まさかこんなことになるとは…  第5話 ヘルパーBさん

このコロナ禍で新しいヘルパーさんは無事に来てくれるのか?!

第4話はこちら

今から思い返すと訳の分からない人だったのがこの人。

ヘルパーさんのイメージを逸脱するキャラクターで、ハキハキしていて頭が切れる。三手先、いや五手先を考えて行動する人とはこういう人なんだろうなという印象を受けインタビューの間、彼女の欠点は何だろうと考えていたぐらいでした。

インタビューは全て私の指定したカフェで行い、座って待っている私のところにヘルパーさんがやってきて話をする、という流れでした。

人を探している雰囲気や着ているもの、そして私のところに比較的ゆっくりアプローチしてくるのがこれまでの私を訪れてくるヘルパーさんの様子でした。

ですがこのBさんは他のヘルパーさんとは違い、私の友人のようにささっと登場しました。

アクセントのない美しい英語で、語彙や表現力は私より多い目ではないでしょうか…。

「現在トルコ人家族のところにいるのですが、ここの母親が乳児の面倒をみず、朝起きてから夜まで私がこの乳児の面倒を全て見ています。母親は部屋に鍵をかけて出てこず、乳児の面倒を見ながら私が食事の支度を含めて全ての家事育児をやっています。仕事内容が嫌なのではなく、母親の暴言が聞くに耐えないもので、それを聞いて育つ子どもが不憫でならないので雇用主には契約は終わっていないが辞めたい旨を伝え、合意ももらっています。」

というのが彼女の言い分でした。もちろんどんなに酷いかも沢山教えてくれました。

ただし、同意は取れたが、先方も後任を探さないといけないし、母親は何もしない、父親は仕事でいない。そんな状態なので実際に辞める事ができるのはいつかわかならい。とのことでした。

私も彼女の能力が高い事はわかったのですが、どんな人でも「即答しない」というマイルールがあったので、その日は別れました。

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