
Vol.1_2代目ヘルパーさん探しの話 前半
我が家は、夫婦と小学3年生、年長さん、年少さんの子ども3人の5人家族になります。
フィリピン人のKちゃんが、そんな我が家のメンバーにジョインしたのは、2019年7月のことでした。
最初は2年契約で、更新の際に帰国して結婚をしたいと言われ、1年のみの契約更新となりました。
1年更新をしたのが、2021年7月のこと。
まだ、コロナ真っ只中で、ヘルパーさんが新しくシンガポールへ入国へ出来ない状況でした。
そのため、トランスファー費用は高騰し、新しいヘルパーさんの雇用が出来るかどうか先行きが見えない状況でした。
そういう状況で迎えた2022年の年明けには、次のヘルパーさんをどうするかが心配で、ソワソワとしていました。
更新まで、まだ半年以上あるというのに!!!
2022年の1月も下旬の頃、日本人界隈では春の本帰国の話がちらほら出ていて、それに伴い、その家庭で雇用されていたヘルパーさんのトランスファーする先募集中!という話を耳にするようになりました。
ご近所の友人から、同じコンドの家庭が本帰国するから、ヘルパーさんのトランスファー先を探しているという話が直接飛び込んできたのがこの頃でした。
私にとっては、断る理由などもちろんない。
はい、ぜひ!!と二つ返事で面接へ進みました。
面接したのは、インドネシア人の方。
日本人家庭を歴任して来たために、日本料理OK、そしてご近所さんであるために地理的な感覚もOK、子ども好き。と、我が家にとっては願ったり叶ったりの条件でした。
唯一、今までフィリピン人のヘルパーさんでしたので、宗教から豚肉OKだったのがダメになるなど制約が発生する点は大丈夫か?というのが心配でした。
会ってみるととても優しい雰囲気の方で、豚肉料理も作るのは作れると。しかし、一緒には食べられないので、そのときは別の食事を用意して欲しいとのことでした。
ヘルパーさんと1時間以上面談しましたが、とても良い方。
しかし、困ったことに、希望のお給料が我が家の想定金額より100ドルも高い!!(ここは敢えてはっきりとは書かないですが。。)
月々100ドルも高いお給料の条件は、我が家にとっては厳しいよね、、と夫と話しました。なぜなら、家賃も500ドルの値上げをされた直後の話だったからです。
しかし、夫婦間の議論の結果、ここまで条件が良いのだし、他にそんな人はいないだろうから、希望条件でオファーしよう。しかし、追加の諸費用込みにしてもらおう、ということにしました。
前の家庭では、お給料プラス150ドル払っていたと聞いていたのですが、その部分は無しにしてもらおうということにしたのです。
追加の諸費用部分は、家庭によってどれくらい支払うか全く違います。
現時点で、我が家のヘルパーさんには我が家と食卓を共にするため、またシャンプーもあるのを使っていいからと、お給料の他には支払っていません。
ただ、オファーしたヘルパーさんにとっては、今までもらっていた諸費用の部分がもらえなくなることで、実質お給料の条件が悪くなることになります。
そして、子どもの数。。それが今まで見ていた人数から2人も増えることになるのです。
それは、はっきりいって労働条件が悪くなるのは誰が見ても明らか。
しかし我が家にとっても、想定よりも高いお給料を出しているのに、今のヘルパーさんよりも万が一仕事が出来なかった場合、辛い気持ちになります。
ヘルパーさんとしても、前より低いお給料で頑張っているのに!となり、お互いに不幸になります。
そんなわけで、最終的にヘルパーさんは、賢くも他の家庭をトランスファー先に選び、我が家は振られることになったわけです。
実際、オファーを出したものの、先行きがあまりよく無い結果になりそうだなと感じたので断ってもらって良かったのだと思いました。
が、ヘルパーさん探しは振り出しに戻りました。
VOL.2に続く
【みゃーこさん】
ご主人の海外赴任により、2018.8シンガポールに来星。 2018.10に第3子をシンガポールで出産し、2020.6から再びワーママに。 2021年、みゃーこさんの労働VISA取得をきっかけに、ご主人も現地採用に切り替えとなり、シンガポール移住状態に。 お仕事と育児を両立されるワーママの視点からヘルパーさん雇用の現状をお伝えしてくださいます。
ヘルパーさん以外にもシンガポールや子育ての事などが書かれたみゃーこさんのブログはこちらから
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