
Vol.6_ 新生活スタートから3ヶ月目
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実は、引き継いでから1ヶ月ほどで、我が家の一時帰国が決まっていました。一時帰国は、3週間。
その間、ヘルパーさんは家でお留守番です。
それについても、各家庭ごとにどうするかは悩みどころだとは思います。
我が家は、貴重品は鍵付きのロッカーに入れ、監視カメラは特に置かないことにしました。(なぜなら監視カメラをおいてもあまり意味がない、という実体験を友人宅から聞いていたからです)
そして、私たちが不在の間、友達などは決して家に呼ばないという約束のもと、留守にしました。
雇用して間もないヘルパーさんのお留守番は、正直不安もありました。家に帰って何か無くなっている可能性もあるかなぁ、、という考えが頭をよぎることもゼロではありませんでした。
しかし、不安は良い意味で裏切られました!
帰国して、まずびっくりしたのは、家の床が白く光り輝いていること!!!
どこもかしこも掃除を頑張ったあとが見られました。
休み中に、いくつか普段できない掃除をお願いしてはいきましたが、想像以上に家がきれいになっていたので、新しいヘルパーさんへの評価はグッとあがりました。
また、一時帰国中はウィークリーマンションを借り、ワーケーションをしていた私にとって、日本での日々はなかなか大変でした。
日本にいた頃は当たり前でしたが、出勤までの間に掃除とゴミ出しをし、仕事から帰ってきてからご飯の準備と洗濯をする毎日でした。
当然、なぜか一時帰国中の方がシンガポールでの日々よりも過酷。。ワーママの大変さを改めて思い出したことで、例えヘルパーさんの料理は微妙でもやってくれるだけでもありがたいという境地に。
新しいヘルパーさんの仕事は遅いし要領も良くはないけれど、丁寧であるのは確かです。前のヘルパーさんは、仕事は早いけれど少しばかり雑な部分はありました。
3週間ほど間をあけたことで、新しいヘルパーさんの良い点を見つけられる心の余裕ができました。
ところで、
前のヘルパーさんとは、私がうまく付き合っていましたが、今回のヘルパーさんは夫がうまく付き合えるようです。
1ヶ月前に教えたことを忘れても、おばあちゃんにお仕事をお願いしていると思えば良いんだよ、と根気よく教えています。(実際は、35歳ですけどね。)
性格的な相性?は人ですから、当然あります。
そこをいかに無理しないで、日々を平和に暮らせるか、というのが大事なのかなと思うようになりました。
思えば、前のヘルパーさんとはなんと自分の心持ちが違うことか!
しかし、人が変わったのですから、それも自然なことなんだろうと思います。
他人と暮らすのですから、その人の良いところを見て生活をしないと気持ちが苦しくなります。
今は、新しいヘルパーさんの良いところを見て感謝をし、なるべく波風を立てないように生活しようと思っています。
実は、ひとつ、ヘルパーさんが変わったことで私にとって良かったことがあります。
それは、末っ子との絆をもう一度築けたこと。
前のヘルパーさんのときは、末っ子が幼かったこともあり、ヘルパーさんが母のように振る舞い、それが心のどこかで辛かったことはあります。
でも、私が働くことで、ヘルパーさんにお願いする必要があり、母のように振る舞ってもらう必要がありました。
末っ子の年齢があがり、それが必要なくなったことタイミングで、ヘルパーさんが変わり、新しいヘルパーさんはお母さんの役割をする必要がない感じです。
ヘルパーさんがヘルパーさん役に徹してくれることで、母娘の関係が良くなりました。
家族的なヘルパーさんから、ヘルパーさん的なヘルパーさんへ、良い感じに代替わりをしたような気もします。
今思うのは、
ヘルパーさんと仲良しでなくっても、良いんです。家族のように暮らせたら、それはそれで良いけれど、そうでなくても良いと今は思います。
お互いの仕事の領分をがんばり、お互いの生活が上手くいくこと。
それが、きっと一番大事。
そんなわけで、ヘルパーさんの交代劇のお話は、これで終わりにしたいと思います。
家族の生活はまだまだ続きますが、日々のクスッと笑えたり、えっ!と思うようなことは、また引き続きブログで綴りたいと思います。
こちらの記事を書いてくださっているのは…
【みゃーこさん】
ご主人の海外赴任により、2018.8シンガポールに来星。 2018.10に第3子をシンガポールで出産し、2020.6から再びワーママに。 2021年、みゃーこさんの労働VISA取得をきっかけに、ご主人も現地採用に切り替えとなり、シンガポール移住状態に。 お仕事と育児を両立されるワーママの視点からヘルパーさん雇用の現状をお伝えしてくださいます。
ヘルパーさん以外にもシンガポールや子育ての事などが書かれたみゃーこさんのブログはこちらから
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