
赤ちゃんの顔に肘打ちをして膝を踏んだヘルパー(メイド)に9ヶ月の懲役刑 Maid who elbowed baby’s face and stepped on his knee gets 9 months’ jail
個人的な問題に腹を立てたヘルパー(メイド)が、世話をしていた1歳の男児の足を踏んだり、倒れるまで頭を押したりするなどの虐待を行い、ストレスを発散しようとした。
インドネシア人のSuliana Kasim Dapok被告(42歳)は、4月5日(月)に2件の虐待の罪を認め、9ヶ月の懲役刑が求刑された。
この男児の身元を保護するための箝口令により、法廷資料から実名と自宅に関する詳細が伏せられている。
裁判所において、2018年10月にSuliana被告が同男児の家族に雇用されたことが明らかになった。彼女の職務には、雇用主の4人の子どもたちの面倒を見ることも含まれていた。
昨年5月8日の午前11時15分頃、自宅にいた同男児がリビングルームのカーペットに嘔吐した。Ben Mathias Tan副検事は事件の様子についてこう述べている。「Suliana被告がカーペットを掃除している最中に、被害男児が彼女に向かって歩いてきました」「洗剤に触れようとした男児に対し、彼女は男児の顔に肘打ちをしたため、床に倒れて泣きました」
Suliana被告は、カーペットの掃除を終えた後、台所に向かって歩いているときに同男児が自分の足をつかむのではないかと思い、掴まれないようにするため、そして嘔吐物を掃除しなければならないことへの苛立ちから同男児の右膝を踏んだため、男児はさらに大きな声で泣いてしまった。その後も約20分に渡り、Suliana被告はリビングルームで同男児を虐待し続けたことが裁判所で明らかになった。
副検事は、「Suliana被告はソファに座って洗濯物を畳んでおり、彼女は同男児にそばに来るように指示、それに従った男児の頭を押して、床に倒し、足をつかんで自分の方に引き寄せ、オムツを確認しました」と述べ、服を片付けようとソファから立ち上がった際に、Suliana被告が男児の右足を踏んでしまい、泣いてしまったと説明した。
アパート内のCCTVカメラには、彼女が虐待行為を行っている様子が映っており、母親はその日の午後1時12分に警察に通報した。
同男児は約1時間後にKK Women’s and Children’s Hospitalに運ばれ、背骨に沿って打撲傷が発見された。
乳幼児の虐待には1件につき8年以下の懲役と8,000ドル以下の罰金が科せられる。
* FDW:Foreign Domestic Worker の略 ヘルパー、メイド
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。