• 座談会
  • 雇用前はどうしたらいい?トラブルが起きたときはどうしたらいい?
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ヘルパーさんとのトラブルについて(前半)

 日本とは異なる法整備のシンガポールで、日本とは異なるカルチャーのヘルパーさんと暮らすこの生活の中では、我々の想像を超える事態が起こり得ます。

 もちろん全てのヘルパーさんが犯罪やルール違反を起こすとは限りません。しかしながら我々雇用主はこのような事態に陥った時に冷静に対処することが求められます。

今回は、ヘルパーさんとのトラブルを経験された方にお集まり頂き、トラブルや対処法、ご経験を踏まえたアドバイスなどをお伺いしました。今回ご協力いただいた皆様のご経験が、緊急時の対応法の一助になれば幸いです。

ご参加いただいた方のプロフィール
Aさん:お子様2人(5歳、3歳)
Bさん:お子様2人(4歳、1歳)
Cさん:お子様2人(4歳、2歳)犬
Dさん:お子様3人(5歳、3歳、1歳)

Q. ヘルパーさんを雇用しようと思われたきっかけは何ですか。また雇用プロセスを教えてください。

Aさん: 2人目の子どもの妊娠を機にヘルパーさんを雇おうと思いました。シンガポールに住み、せっかくヘルパーさんを雇える環境が整っているので主人と相談をして雇ってみようと決断しました。

2人目の出産の2ヶ月前にFar East Shopping Centreに出向き、色々なエージェンシーを訪問し、面接をしました。20人弱は面接をしたと思います。実は、一番はじめに面接をした方がとても好印象だったのですが、面接自体が初めてだったため、比較が出来ずに決め兼ねていました。でも、そのヘルパーさんが気になり次の週に面接に行ったのですが、その方はすでに他の雇用主に決まってしまっていました。

その後Lucky Plazaで同じようにエージェンシーをいくつか訪問し、面接をしました。主人が気に入ったヘルパーさんがいて、その人に決めようかどうか迷いました。検討するために小一時間エージェンシーを離れたのですが、その間に決まってしまっていました。これらの経験から、「良いと思ったらすぐに決めなくちゃいけないんだ」と思い、次に臨みました。

また改めてFar East Shopping Centreのエージェンシーを訪問し、前の雇用主に虐待を受けていたという経験を持つヘルパーさんに出会いました。穏やかそうで、気の強そうな感じがしない点が好印象だったので、迷いもありつつも彼女にその場で雇用する意思を伝えました。

Bさん:私ははじめヘルパーさんを雇用することに抵抗感がありました。しかし2人目の子どが生後間もなくに入院、さらには生後2ヶ月の頃に上の子が入院し、そこに下の子を連れて同じ病室で寝泊りをした結果、下の子にも感染。2人の子どもが同時に入院し、同じ病院内を授乳が必要な下の子と、寂しくてぐずる上の子のお世話で文字通り走り回っていました。一人でケアをすることに限界を感じてヘルパーさんを雇うことを決めました。

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