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  • 雇用前はどうしたらいい?トラブルが起きたときはどうしたらいい?
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ヘルパーさんとのトラブルについて(前半)

上の子のお世話はとても上手で、娘も懐いていました。ところが、ぐうたらしていることが多く、夜の自由時間に韓国ドラマを見過ぎて、娘が朝のスクールバスに乗り遅れるということが度々ありました。

2人目の出産の日に、分娩台の上から、自宅のカメラを通じて上の子の様子を見ていたのですが、ヘルパーさんが娘を連れてマスターベッドルームに行き、主人と私が寝ているベッドの枕に足を乗せ、ベッドの上でごろごろしながら携帯を見ていました。やめてーと思ったのですが、こっちは分娩台の上なのでどうすることも出来ず…。とにかく衛生観念に対する不安が大きかったので、新生児は任せられないと思い、ナニーさんを急遽雇うことにしました。

ナニーさんは専門のエージェンシーを通じて探しました。ここからミャンマー人のヘルパーさんと中国系マレーシア人のナニーさんの2人体制が始まります。

Q. ヘルパーさんとナニーさんの関係は上手くいったのでしょうか?

Cさん:実は途中でナニーさんを代えることになりました。赤ちゃんのために消毒した哺乳瓶に、ミャンマー人のヘルパーさんがジュースを入れて飲んでいた姿をナニーさんが見かけたそうなんです。ナニーさんが注意をするものの、そういったことが何度もあり、ナニーさんの方が「耐えられないのでもう辞めます」と言ってきました。私のマネジメント不足なのか?甘やかし過ぎてしまったのか?と悩みましたが、とりあえずはナニーさんのエージェンシーに頼み、もう少し強く、物事をはっきり言えるナニーさんに代えてもらうことにしました。その後、気が強いナニーさんがヘルパーさんの教育係となり、割と上手くいっていました。

新生児のお世話が必要なこと、そして上の子もまだ手がかかる年齢だったこともあり、ヘルパーさん2人体制にしようと考えていました。ナニーさんはあくまでも期間限定の雇用だったので、引き継ぎも考慮して、新たにもう1人のヘルパーさんを雇うことを検討し始めました。

Q. 新たに雇用したフィリピン人のヘルパーさんはどのようなプロセスで探されたのでしょうか?

Cさん:このフィリピン人のヘルパーさんも、ミャンマー人のヘルパーさんを雇用したエージェンシー経由で雇いました。ミャンマー人のヘルパーさんでトラブルがあったので、違う人種の方にお願いしようと思いました。

我が家では犬を飼っています。本当はインドネシア人の方を雇おうと思ったのですが、イスラム教徒は犬に対して抵抗感がある方が多いと耳にして、フィリピン人の方にお願いすることにしました。面接を経て、48歳と少し高齢な方に決めました。その結果、しばらく家に3人お手伝いさんがいるという状況が続きました。

Q. 3人の仕事分担はどうされていたのですか?

Cさん:ナニーさんが新生児のケアと私たちの料理、ミャンマー人のヘルパーさんが上の子のお世話、新たしく来たフィリピン人のヘルパーさんが掃除や洗濯とヘルパーさんみんなの食事担当と分担していました。

そのうち、やはりお互いの仕事量や勤務態度が気になり出して、彼女たちの中で喧嘩が起こり始め、次第にミャンマー人ヘルパーさん VS ナニーさん・フィリピン人ヘルパーさんという1:2の構図が出来上がりました。

喧嘩を避けるために、お互いに指摘し合うことはやめてもらい「何かあれば私に言って」と彼女たちに伝え、マネジメントをしっかりと行うように心がけました。

Q. その後、どうされたのでしょうか?

Cさん:ナニーさんは、期間限定であること、また給与もヘルパーさんの3倍程することもあり解雇することにしました。そのタイミングでミャンマー人のヘルパーさんも解雇することにしました。

正直なところ、新たに来たフィリピン人のヘルパーさんの仕事ぶりを見て、これが周りのみんなが言っていた「ヘルパーさんがいてくれて助かる」ということなんだと実感し、ミャンマー人のヘルパーさんの仕事ぶりが通常レベルでないことがわかりました。

ミャンマー人のヘルパーさんを解雇した後、彼女が使用していたクローゼットを開けたら、ウジ虫が大量に発生していることが発覚。とにかくお菓子を食べるヘルパーさんだったのですが、クローゼットの中にお菓子をそのまま置いておいたことが原因だったようです。これには鳥肌が立ちました。

「ヘルパーさんとのトラブルについて(後半)」に続く

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